4/17 式辞

4月10日(月)

 新入生138名を迎え、平成29年度入学式が行われました。

 新入生は緊張した様子でしたが、一日も早く学校に慣れて、翔雲高校生として充実した学校生活を送ってください。


 式   辞

路傍の雪も日一日と少なくなり、柔らかくも強い日射しに春の気配が感じられるようになりました。
 本日ここに、多くのご来賓のご臨席を賜り、また、多くの保護者の皆様のご参列を得て、北海道士別翔雲高等学校 平成29年度入学式を挙行できますことを教職員を代表して深く感謝申し上げます。
 ただ今、入学を許可した138名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
 本校は、歴史と伝統のある2つの学校の多くの先人たちの想いを受け、平成19年4月に新しい歩みを初めました。 そして創立10周年を迎え、本校の生徒は勉学や部活動について1人1人が高い目標を持ち、その実現に向かって充実した学校生活を送っています。

 さて、入学にあたり新入生の皆さんに校長として3つのことをお話しします。

 1つ目は学びの志を持つことです。

 「一歩前へ」この言葉は本校の校訓です。

 皆さんは、地元の中学校から離れて今日から始まる高校生活に様々な希望を持っていることと推察します。その希望をこの「一歩前へ」の精神で、社会で活きる力を3年間で身につけてください。

 特に、学習面においては、自らの学びの志を高く持って取り組んでください。本校の先生方は、皆さんのその志を理解し、1人1人に応じた主体的な学習活動で応援します。

時には、勉強や部活動、日常生活の中で困難や試練が壁となって立ちふさがることもあるかもしれません。

その時は、「一度立ち止まり」本校の先生方の授業やアドバイスをよく聞きながら「よく考え判断」し進むことも必要です。
 それが3年後、社会人として生涯にわたってたくましく生きていくための大きな自信と力につながります。
 「一歩前へ」の校訓はまさに未来を切り開き「自立する」皆さんを応援する学校の姿勢です。

 2つ目は仲間を思いやり、相手を尊重した人間関係を築くということです。

 本校の校歌には「仲間を信じて心を紡ぐ、久遠の平和を築くため」という一節があります。

 変化の激しい現代社会において、自立した生き方をするためには、自分を信じ、自らを鍛えることが大切です。
 しかし、自分の力をつけることだけではなく、学校生活の中でお互いを信じ、尊敬し支えることのできる新しい仲間を築いていくことも大切です。
 その仲間は、時には、お互いを尊敬し、切磋琢磨するよきライバルとなり、時には、校歌の歌詞のとおり、共に生きることで相手のすばらしさを認め合う「心を紡ぐ良き友」となるでしょう。

 3つ目は3年後を見通した学校生活を送るということです。

 充実した高校生活も3年後には1人1人が違う道を歩むことになります。新入生の皆さんは、自分自身の夢や将来に対する想いをしっかりと持っていると思いますが、これからはその実現に向かって1日1日を大切に計画を立て努力して下さい。
 学びの積み重ねは新しい進路選択そして将来の自分の生き方の実現につながります。

 保護者の皆様、これまで大切に育てられたお子様が晴れて本校に入学されましたことに心よりお祝いを申し上げます。

 私ども教職員は、保護者の皆様と共に、生徒の限りない可能性を信じ、その力を最大限発揮できるよう、教育活動に全力を挙げて取り組んでまいりますので、御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 本校の教育活動は、士別の豊かな自然と愛情溢れる地域の人々に支えられて成り立っています。皆様の日頃のご指導とご支援に厚く感謝申し上げますと共に、今後とも変わらぬご高配をお願い申し上げます。

 最後になりますが、入学生が充実した高校生活を送り、真に生きる力を身に付け、大きく成長し社会へ羽ばたく姿を思い浮かべながら教職員一同 全力で教育にあたる決意を新たにし、式辞といたします。

 平成29年4月10日
 北海道士別翔雲高等学校長 吉 野  光